埼玉支部

平成22年度 埼玉支部総会並びに講演会報告
1 総会

  平成22年度(第14回) 埼玉支部総会・講演会が6月26日(土)埼玉会館において、実践桜会理事長 鍜島康子様、実践女子大学・短期大学学長 湯 浅茂雄様、総合企画室、内田雄介様をお迎えして盛会に開催されました。

 ご来賓の方から、新公益法人としての事業計画案につい て、また、大学の大きな改革として、学祖下田歌子先生の建学の精神をさらに発展させ、高い志望と意欲をもって21世紀をリードしようとする女性のために人 間社会研究科(修士課程程)がこの4月にスタートしたことや、教育内容を維新し、「下田歌子に学ぶ」を導入したこと、渋谷校地への学部移転構想、紀伊國屋 書店で配布している実践源氏学の源氏物語のしおりや、総合情報誌「るるぶJISSEN」の刊行、等についてお話をいただきました。また、在学生がインター シップで製作した実践グッズ(実践らしさをコンセプトしたブックカバー)が配布されました。

2 講演会 「下田歌子に学ぶ」

 実践女子大学短期大学
 学長  湯 浅 茂 雄 先 生

『「下田歌子に学ぶ」ことは近代女性のモデルを学ぶこと』、『いかに学生達に創立者の姿を伝えていくか。』、大学での授業のねらいから話は始まりました。 ``
多くの資料や映像を用い、下田歌子の業績と生い立ち、明治期の小説に登場する下田歌子、下田歌子の女子教育への思いや清国留学生の受け入れ、さらに幸福観 (結婚観)についてまでお話ししてくださいました。
創立者への深い尊敬、学生への熱い思いを感じ、聴衆者一同時間を忘れて感動しました。