埼玉支部

実践桜会埼玉支部研修の旅報告
彩の国めぐり −狭山茶の里−
<お茶の成分カテキンの発見者である辻村みちよ博士を偲んで>
日時 平成21年10月7日
9:00〜17:00

 埼玉支部では、10月7日(水)にお茶の成分、カテキンの発見者である辻村みちよ博士
(カテキンの発見者、日本初の農学博士、本大学の教授)を偲び
『彩の国めぐり−狭山茶の里−』を実施しました。台風の北上する中での思いで多い研修会となりました。       
 辻村みちよ博士につきましては、昨年本支部の講演会において、《不可能の扉を開いた人、辻村みちよ博士の生涯》を五井 丕先生にご講演いただきました。 今回はそれに引き続いての企画でした。
 当日は、入間市博物館、茶業特産品研究所、サイボグハム等の見学を通して、狭山茶の前史・歴史・現在について学芸員より説明を受けました。特に、入間市 博物館では、
開館15周年記念事業「狭山茶の歴史と現代」が行われており、県立がんセンター臨床腫瘍研究所から「狭山茶はがん予防に効果あり」等という特別企画があり お茶の効果を再認識しました。
 辻村みちよ博士の業績を偲ぶとともに、狭山茶茶料理での楽しい昼食会やお土産選び等もあり、有意義な「彩の国めぐり」となりました。
 尚、曽根原直子元教授には、鈴木梅太郎先生伝に寄せられた辻村みちよ先生のお書きになった文「お茶のカテキンのことなど」貴重な資料をご用意いただき、 辻村博士を深く知るよすがとなりましたことを厚くお礼申し上げます。