北京支部

 北 京 支 部 設 立 総 会

 北京では今年初めての春らしい暖かい平成 17 年 3 月 22 日に北京支部の設立総会が開催されました。飯塚学長をはじめ、学園の関登美子先生、桜会の濱節子様が遠路はるばるお越しくださいました。そして会員は、伝媒大学の黄美華先生を含めて 9 名と、紹興料理を囲みつつ、会は和やかに執り行われました。これまでも、北京におりました同窓生数名は、お互いに連絡を取り合っていましたが、この度、支部を設立し、同窓生同士の交流だけではなく、提携校である伝媒大学の中日留学生のサポートなど、実践桜会の窓口として、ほかにも出来る事がないかと、会員の間でいろいろな相談をしております。

 散会後は、約 100 年ほど前、実践に留学した中国の女性革命家、 秋瑾 ( しゅうきん ) の住んだ紹興などを探訪致しました。この西湖のほとりにある秋瑾の墓は、各地を転々としたそうで、遺言の地にほど近い今の西冷橋のほとりに落ち着いたのは、今からおよそ 20 年程前だという事です。お墓にはりりしく美しい塑像が、密やかに立っておりました。また秋瑾が暮らし、処刑された町、紹興には、街の目抜き通りの真ん中に秋瑾記念碑が建っているほか、秋瑾故居では遺品や足跡などいろいろな展示がされており、実践女学校にも触れています。

 秋瑾故居の方の紹介によりますと、今年は秋瑾生誕 130 年という節目に当たり、 11 月には記念行事が催されるとの事でした。支部としましても、是非参加したい旨をお伝えし、再会を約束してお別れ致しました。

 
 

close