関西支部

任期を終えるにあたって
 
社団法人教育文化振興 実践桜会 関西支部の皆様へ
任期を終えるにあたって 

平成19年3月吉日

 早春の陽光が心地よい季節となってまいりました。
 関西支部会員の皆様には、日々ご機嫌うるわしくお過ごしのこととお慶び申し上げます。
 さて、このたび3月末日をもちまして、平成15年4月より平成19年3月迄の4年間の支部長の任期を終えることとなりました。
 思い起こせば副支部長、地区役員、支部長と今日まで10年有余の間、同窓会活動にかかわってまいりました。
 特に最後の支部長としての4年間を大過なく務めさせていただきましたことは、実践女子大学飯塚幸子学長、実践桜会若松幸子理事長、支部会員の皆様、役員 の皆様からいただきました多大なご協力とご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。
 関西支部は二府四県を抱える大きな組織であり、今までの伝統を尊重しながら新しい時代にどの様に対応していくか試行錯誤の4年間であった様な気が致しま す。
 私は、いつも同窓会という家庭的な温かさを大切にしながら、支部の発展のため役員一同で頑張ってまいりました。
 支部長の在任中には、実践女子学園の学祖下田先生生誕150年記念式典、講演会に出席することができまして、下田先生の偉大な畏敬の念を偲びました。
 そして渋谷新校舎改築事業の桃天館竣工など、卒業生としての喜びもひとしおでございました。
  年に一回の公開講演開催では、1回目は大阪リ−ガロイヤルホテルに於いて「邦楽の世界との出会い」箏と尺八によるミニコンサ−トを、2回目は場所を阪神の 奥座敷 有馬温泉に移して飯塚学長の講演「下田先生と語学」を、3回目は舞台を再びリーガロイヤルホテルに移して「シャンソンの集い」を、そして4回目は 同じくリーガロイヤルホテルで、大阪大学医学部附属病院 笠山教授をお招きして講演会「健康を維持するための正しい知識 ホルモンと健康」を行ってまいり ました。いずれも思い出深い行事でございました。 その他、地元進学校訪問、平成 16 年には会員相互の交流伝達のための名簿の作成、後輩同窓生の応援のための宝塚観劇会を行い、地区制のさらなる充実化、諸々の情報伝達手段としての関西情報 版作成など新しい活動分野を徐々に広げてまいりました。
 特に進学校訪問の折りには、様々な進路の諸先生と知り合い、交流の機会を与えて頂きましたことはまことに有難く思っております。
 次期支部長につきましては、会員の皆様よりご賛同とご承認をいただきました昭和 50 年卒(短食栄)荻原登美子様に決まりましたのでお知らせ申し上げます。 4 月より新支部長に引き継がれ、実践桜会関西支部の運営と、さらなる発展に寄与して取り組まれていく事と存じます。
 皆様には、引き続きご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 実践桜会関西支部のますますの発展をお祈りしつつ、感謝の辞と退任の挨拶とさせていただきます。
実践桜会関西支部長  紅林誠子
 
 



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