5月19日、野田市の古谷秀子さんをお訪ねしました
古谷さん (昭和18年専門家政卒) は、実践を卒業後、中国の北京、群馬県の渋川で教鞭をとられたのち、み・そ・め・ら・れ・て、野田で一番歴史のある (600年) 報恩寺 (通称ー大師山) に嫁がれました。
現在80歳で、境内の木々のように、しっかりと野田に根をはり、「秀子先生」とみなさんから慕われ地域と深い関わりを持ちながら、精力的な人生を歩んでこられた先輩です。
「秀子先生」の歩んでこられた人生をお聞きし、あまりのすごさに圧倒されっぱなしでした。少しだけ、ご紹介します。野田市第一号が3つもあります。
- 結婚後、ご主人の経営されている保育園を手伝うため、
お茶の水女子大で勉強され、保母の資格を取得。(野田市第一号)
- 大正大学で勉強され、僧侶の資格を取得。(野田市女性第一号)
- 30才でガールスカウトのリーダー。(野田市第一号)
- その他、保育園の給食を自ら作るため、調理師の免許も取得。
現在は、写経と、ご詠歌のご指導をされながら、パワフルに、はつらつと生活していらっしゃいます。
古谷さんとは、初めてお目にかかったにもかかわらず、昔からの知り合いのように、うちとけ楽しくお話をさせていただき、土台が同じなんだと、実感しました。すばらしい、先輩にお会いでき、刺激をたくさんいただき感激と感謝でいっぱいの一日でした。
文責/芝田エミ (昭和48年大学食物卒)
写真/東 由美 (昭和47年大学被服卒)